Intel 第13・14世代 Core でゲームが落ちる・固まる時に確かめること|BIOS の更新と Intel Default Settings

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Intel の第13・14世代 Core(デスクトップ向け)を使っていて、ゲーム中に落ちる・固まる。そんな時は、ほかの原因を探す前に、Intel が公表している不安定の問題に当たっていないかを確かめておくと、遠回りを減らせます。

Intel は2024年から、この問題(Vmin Shift)への対策を BIOS の更新で出しています。この記事では、Intel とマザーボードのメーカーの公式の案内で確かめた範囲で、当てはまるかの確かめ方と、Intel が勧める設定までの手順をまとめます。

ゲーム中のフリーズ全体の直し方は、「ゲーム中にパソコンがフリーズする原因と直し方」にまとめています。

先に結論

  • 当てはまるのは、第13・14世代 Core のデスクトップ向けの一部です。Intel は、多くのデスクトップ向けは当てはまらないとしています。ノートPC向けは当てはまりません
  • Intel が勧めているのは、マイクロコード 0x12F 以降の入った最新の BIOS にすることと、BIOS で「Intel Default Settings」を使うことです
  • この記事では「BIOS を更新すれば直る」とは書きません。対策の入った BIOS を確かめて入れるところまでを扱います

1. 自分の CPU が当てはまるかを確かめる

型番を見る

Windows の設定で、CPU の型番を見られます(Microsoft の手順)。

  1. スタートを右クリックし、「設定」を開く
  2. 「システム」→「バージョン情報」
  3. 「デバイスの仕様」の「プロセッサ」に型番が出る

当てはまる範囲

  • Intel のまとめのページ(英語)は、「一部の」第13・14世代 Core のデスクトップ向けが当てはまるとしていて、当てはまる型番の一覧(Core i9・i7・i5)を載せています。自分の型番が一覧にあるかは、そのページで確かめてください
  • Intel は2024年8月のお知らせで、第13・14世代のデスクトップ向けの多くは当てはまらないとしています
  • ノートPC向け(HX シリーズを含む)は、当てはまらないとしています

一覧に無い型番なら、ゲーム中のフリーズの記事の 1章 から、ほかの原因を探してください。


2. Intel が公表したこと

Intel は2024年7月に、動作の電圧が高くなることが不安定のもとだと説明し、そのあと、マイクロコード(CPU を動かすための小さなプログラム)の更新で対策を重ねてきました。マイクロコードは、マザーボードかパソコンのメーカーが出す BIOS の更新に入って届きます。

マイクロコードの版 時期 中身(Intel の説明から)
0x125 2024年6月 Core i9 の eTVB という機能の不具合を直した
0x129 2024年8月 1.55V をこえる高い電圧の要求を抑えた
0x12B 2024年9月 0x125 と 0x129 を含み、止まっている時や軽い作業の時の電圧の要求も直した。BIOS の更新でだけ入る
0x12F 2025年5月 0x12B を補う更新。何日も続けて動かしていたパソコンの報告を受けたもの。原因についての Intel の判断は変わらない

Intel のいまのまとめのページは、マイクロコード 0x12F 以降の入った最新の BIOS にすることと、BIOS で関係する Intel Default Settings を使うことを勧めています。


3. やることの順番

  1. 回復キーを控える。ドライブが暗号化(BitLocker・デバイスの暗号化)されていると、BIOS などの更新のあと、起動の時に「回復キー」を求められることがあります(Microsoft の案内)。手順は、ゲーム中のフリーズの記事の 5章の頭 にまとめています
  2. 対策の入った BIOS が出ているかを見る。マザーボードかパソコンのメーカーのサイトで、自分の機種の BIOS の一覧を開きます。BIOS の説明欄にマイクロコードの版が書かれていることがあります。たとえば ASUS の PRIME Z790-P の BIOS の一覧には、版ごとに「0x129」「0x12B」「0x12F」と書かれています
  3. メーカーの説明書の手順で BIOS を更新する。手順と注意は、メーカーの説明書のとおりに進めます。不安なら、買ったお店かメーカーに相談します
  4. BIOS で「Intel Default Settings」を選ぶ。メニューの名前や場所は、メーカーや BIOS の版で違います。ASUS の例では、「Performance Preferences」の中に「Intel Default Settings」があります。ほかのメーカーは、説明書で確かめてください
  5. しばらく遊んで様子を見る。変えるのは一度に1つだけにします

4. それでも続く時

Intel は、この問題に当てはまる型番の保証を2年延ばし、買った日から最長5年としています。相談先は、買い方で変わります。

買い方 相談先(Intel の案内から)
箱入りの CPU を買った Intel のカスタマーサポート
トレイ品(箱なし)の CPU を買った 買ったお店
メーカー製のパソコンを買った パソコンのメーカー

熱が疑わしい時も、Intel はまずパソコンのメーカーに相談するよう勧めています(自分で組んだパソコンなら、部品ごとのメーカーへ)。相談の前に、いつ・どんな固まり方だったか、試したことの一覧をメモしておくと、やりとりが早く進みます。


5. ほかの原因と見分ける

第13・14世代の Core を使っていても、落ちる・固まる原因が別のところにあることはあります。BIOS を確かめたあとも続くなら、ゲーム中のフリーズの記事の、1章(固まり方の見分け)・3章(Windows の記録)・4章(症状から当たりをつける) に戻ってください。

勝手に再起動したあとの記録の読み方は、「イベント ID 41(Kernel-Power)の読み方」にまとめています。

確かめた出どころ

この記事は、次の公式の案内を開いて確かめて書きました(2026年10月21日 に読んだもの)。公式でないものは、そう書いています。

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